「こんな時もあったなぁ」と思える時点で、ベテラン!?

数日前の保育園終わり。

それぞれの子どもの先生から「今日は○○して遊びましたよ!」「こんな制作をしていましたよ。」など、一日の子どもの様子を教えていただきます。

現在は残り少ない育休期間ですが、お仕事しているときはたとえ疲れていてもこの子どもの一日の様子を聞くのが楽しみの一つです。(もちろん現在も楽しみの一つです!)

そんな中「ちょっとお友達と意見が合わなくて、ケンカになっちゃいました。」などのご報告も時折聞きます。

ですが、先生方が見守ってうまく言葉に出来ない気持ちを代弁してくださったりしている様子が分かるので、安心して子どもたちをお願いできています。

本当に世の保育園や幼稚園の先生方、尊敬していますし感謝しかないです!

この場をお借りして心の底から「ありがとうございます!!!」

何事もなく無事にお家に帰り着き、夕方から寝かしつけまでの繁忙時間のゴングが待ったなしで鳴り始めました。

あれこれと時間との戦いなどでバタバタしているときに、ふと赤ちゃんの片目が充血していることに気づきました。

赤ちゃん本人は至っていつもと変わらず元気で、料理を作っている私の足元に来ては、つかまり立ちの練習で脚をプルプル震えさせながら頑張っているほど。

「保育園ではこんな充血してなかったように見えたけどなぁ」と思いながらも、本人は元気そうなので様子見しながらとりあえず家事育児を進めました。

・・・後日談にはなるのですが、結局充血している方だけ少し涙目になったり目やにが出たりしていたのですが、かゆがったり痛がったりしているわけでもなく通常通り過ごせていましたが、次の日は発熱してしまいました。

休日でしたが念のため、休日外来を受診して目薬と鼻水のお薬を処方してもらい、次の日には一応保育園をお休みさせましたがお熱が出ることもなく元気。

元気に過ごせていたので、翌日には保育園に行きましたがお昼寝過ぎに保育園よりお熱コール。

どうやら赤ちゃんのクラスで「RSウイルス感染症」が多発していたらしく(朝には報告受けています)、お熱もあったのでかかりつけの病院で検査してもらうとやはり「RSウイルス感染症が陽性」ということでした。

ここ数日間の出来事ですが、赤ちゃんは食欲こそいつも通りありますし、病院の先生からも「肺の音も綺麗です」の言葉に少し安心していますが、保育園に入所して10日目で洗礼を受けているなと実感した日々でした。

体調がすぐれず夜中に泣いたりぐずったりしている赤ちゃんのお世話をしていると、ふと上の子たちが赤ちゃんだった時のことを思い出してしまいました。

一番最初の子どものときは右左どころか前も後ろも分からず、八方ふさがりのような感覚に陥ってしまったこともあったり・・・。

双子育児では主人は夜勤で面倒見る人が私だけの時、物理的に手が足りないから「今出来ることをしているから、これ以上は無理」という諦めモードで、長期戦に備えて節力モードでしてみたり・・・。

「この夜泣きはいつまで続くの?」と途方に暮れて、赤ちゃんと一緒に泣いたことも・・・。

そんな日々を経験して親レベルが少しずつ上がって行ったのかなぁなんて。

「子育ては親育てでもある」とはよく言ったもので、確かにこれまでに経験したことのない感情や体験で、子どもと一緒に親としての心構えを子どもに育ててもらっているなと日々実感しています。

今回のように夜中に赤ちゃんがぐずっても、最初の子どもの時のようにアタフタしたり心配で必要以上に怖がったりすることなく、「そんなときもあるよね。きつくてうまく眠れないよね。」という広い心で対応している日が私に来るなんて。

こんな気持ちで子育て出来るようになるとは、最初の子どもの時は到底思えなかったほど余裕がなかったんですね。

「こんな時もあったなぁ」と思えている時点で、ベテランの風貌が出てきているのかなとも思いましたが、やはり「子育て」と一言で言っても子どもはみんな違うから、毎回大小様々な壁を目の前にして悩みますね。

子育てベテランの人のような発言をしていますが、未だにどこか初めてのような感覚で子育てしている私です。

今しかないこの時間は二度と戻ってこないので、子どもと一緒に時には泣いたり怒ったりしながらも、笑顔いっぱいの幸せな家庭を築いてあげれるよう、私自身も自分が心地よく過ごせるようにしていかないとですね!

自分で自分の気分を上げて、褒めて慰めて大切にすることを忘れないこと。

それが、ベテランへの近道なのかなと思いながら。

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